アイルランドで人権教育が息づく
人権の代表はカトリック系学校の生徒たちの人権教育に取り組んでいます。
「学生や教師は、この数年間で3万人の女性がアイルランドへ人身売買されたという記録を知りません。また、難民申請者は最長9年までトレーラハウスなどに住まざるを得ないため、仕事をしたり家族のために生活を向上させることができません」と語るのは、アイルランドのサイエントロジー国務オフィス、人権代表のライアン・エリオリー。
広範囲にわたるこの認識のなさに対処するため、エリオリーは一連のユース・フォー・ヒューマンライツ(YHR)セミナーを、ダブリンとコーク州で開始しました。 彼は最近、2つのカトリック系女子校で合計299名の生徒にセミナーを提供しました。
ある教師は、生徒たちは「興味を持ち」、「注目し」、「取り組んでいる」と語っています。 学生が人身売買や奴隷問題に取り組む際に、ユース・フォー・ヒューマンライツのビデオは活発な議論に火をつけました。 特に関心を集めたのは人権第11条、「有罪と証明されない限りは無罪」でした。PSA(公共サービス広告)がリクエストされ、ほとんどの生徒が人権を侵害された経験談を話しました。
セミナーのフィードバックは、すべてが前向きなものでした。 ある教師はこう述べました。「経済的に厳しい状況の学校で働くのは大変ですが、みなさんがこの少女たちの人生に違いをもたらしているのを知るのは素晴らしいことです。 ライアンはその日、私が違いを作るのを助けてくれました。彼に心から感謝したいと思います。間違いなく、他の教師たちにもこれを教えます。そして、もっとレッスンしてもらうために、彼に絶対にまた戻ってきてもらいたいです。」
以来、さらに8人の教師たちがYHRをクラスのために採用しました。
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それぞれ独自の創立理念を持つ人権グループは、人権の教育という共通のゴールによって、ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツとしてひとつになっています。 ここでそのような指導者の声をご紹介します。
パキスタン・アメリカ問題評議会、元代表「私が学んだことの1つは、小さな人が大きな結果をもたらすことができるということです。もし私たちが出て行って人々に基本的人権を教えれば、その時私たちは世界を悩ませている大きな問題を解決できるでしょう。」
イギリス、平和アカデミー代表「これは地域、あらゆるタイプの人々に大きな違いを作り出すもととなっています。 自分の権利を知っていれば、彼らは自分自身を守ることができ、いかなる虐待や不正行為の前にも立ち上がれるからです。」
キューバの人権活動家、元合衆国下院議員「全体主義国家の中で、この資料を読んだことのある多くの人々から聞いたのは『まるで新鮮な空気を吸い込むかのようだった』ということです。 それは彼らに多くの意味を持っているのです。」
国際ユース・オン・ムーブ・エデュケーション、創設者「ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツは人々への教育です。 権利とは何か、一定の権利のない状態で扱われるとはどういうことなのかが明らかにされていなければ、その時人は無力になります。 人は助けを得られないと感じます。 ですから助けを求めません。 声に出して言えないのです。 しかし、彼らが(人権の物語を)見るとき、人々は自分に何かできるかも知れないと考え始めます。」
元人権教育と人権保護顧問「ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツという名前自体、今日の世界ではとても役立ちます。あらゆる世代、世界のあらゆるところから人々を招き、みんなをまとめ、私たちはひとつだと見せてくれます。 ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツはとても的を得ていて、大変素晴らしいです。 実際、ばらばらに引き裂かれている世界を元気付けています。」
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