2015年冬ニュースレター

ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツ
コロンビア陸軍に改革をもたらし、信念を伴う自信を回復させる

新たな現実性
兵士たちがユナイテッド・フォー・ヒューマンライツの「人権の物語」を読み、コロンビア陸軍の心構えが変わる。

50年以上、コロンビアは国内における武装勢力による衝突によって分裂していました。コロンビア陸軍と民兵組織が反政府活動を行っている左翼ゲリラと戦っているのです。 血みどろの抗争の間、深刻な人権侵害が行われました。

2008年「偽陽性」(存在しない状態を偽って示すこと)によるスキャンダルが発覚しました。 その中には、軍人が、貧乏で精神薄弱な市民を暴徒と見立てて殺し、彼らを暴徒の死者として示し、死体の数によって昇格や他の報賞を得るための一連の殺人が含まれました。

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世界規模の人権教育プログラム
第2段階 » 治安部隊へ

ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツは、インド中央のマドヤ・パラデシュ州で1万人以上の警察学校の生徒に世界人権宣言についてトレーニングしました。これは国連の人権教育の世界プログラムにおける第2段階に当たります。

2004年12月10日、国連の人権教育の10年を締めくくるに当たって、国連総会は社会の全領域で人権教育の実施を推進するために人権教育の世界プログラムにおける第3段階を発表しました。

第1段階(2005–09年)では、小中学校における人権教育の実施に重点を置きました。

第2段階(2010–14年)では、人権教育を高等教育機関、教師、教育関係者、公務員、警察官、軍人に広げていきました。

第3段階(2015–19年)では、報道関係者やその他のメディア関係者やジャーナリストを対象とした、平等と人種差別反対に関する教育とトレーニングに重点を置きます。 このプログラムの目的は、ステレオタイプや暴力と闘うこと、多様性の尊重を育むこと、寛容さ、異文化や異宗教との対話、社会に共生を呼びかけるものです。

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人権への取り組み
同情が支持となる時

コロンビアの治安部隊による、酷い人権侵害がある一方、ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツの教育プログラム「人権に生命を吹き込む」のカリキュラムが世界各地の教師によって教えられています。

「学生たちは高潔さが高まり、周囲の出来事に関心を寄せ、自分以外の人に対する不当な扱いを許さなくなりました。」

― パトリシア B. メキシコの技術研究所の教授
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地球規模の人権教育

ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツ、そしてその青少年組織であるユース・フォー・ヒューマンライツ・インターナショナルは、世界中の国々で人権に関する教育とプログラムを開発し実施するために、全国組織と提携関係を築いています。 それらは以下の通りです。


エチオピア:エチオピア人権委員会

カメルーン:全国人権・自由委員会

モンゴル:モンゴル全国人権委員会


日付
2015年人権の活動

2月20日:世界社会正義の日

3月1日:エイズ差別ゼロの日

3月21日:国際人権差別撤廃デー

4月6日:開発と平和のためのスポーツの国際デー

6月20日:世界難民デー

7月30日:人身取引反対世界デー

9月21日:国際平和デー

11月16日:国際寛容デー

12月10日:国連人権デー



人権教育における記念すべき出来事

  • 1995–2004年:国連による人権教育の十年

  • 2005-09年:国連による人権教育のための世界プログラムの第1段階は、小学校と中学校における人権教育に焦点を当てる。

  • 2010-14年:高等教育における人権教育と教師や教育関係者、公務員、警察や軍関係者に対するトレーニング・プログラムを強化。

  • 2012年2月:国連総会は、誰もが自分自身の権利、他人の権利を尊重する責任に気付くように人権という普遍的な文化を育成する人権教育とトレーニングに関して国連世界人権宣言を採択。
  • 2015年初旬:国連加盟国は、第2段階の実施に関して人権高等弁護官に報告。

  • 2015年: 人権高等弁務官事務所は国連人権委員会に世界レポートを提出。

  • 2015-19年: メディア関係者やジャーナリストを対象とする平等と人種差別反対に関する教育とトレーニングに重点を置く世界プログラムの第3段階。

人権を地球規模で実現するのを助けよう

ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツのメンバーになることで国際的な人権運動に参加しましょう ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツは、世界人権宣言に対する意識を向上させるために、世界のあらゆる場所で個人、教育者、団体、行政機関を援助します。

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